冬に急増する犬の病気5選|飼い主が今すぐできる対策

寒い季節になると、愛犬の体調管理が気になりますよね。実は冬場は犬特有の病気が増える時期なんです。今回は、冬に特に注意したい犬の病気と、飼い主さんができる具体的な予防策をご紹介します。
1. 関節炎・関節痛

なぜ冬に悪化するの?
冬の寒さは関節の動きを硬くし、血行を悪化させます。特に高齢犬や大型犬は、寒い時期に関節炎の症状が悪化しやすいんです。朝起きた時に歩きづらそうにしていたり、階段の上り下りを嫌がるようになったら要注意です。
今すぐできる対策
- 室内を暖かく保つ(20〜23度が理想的)
- 犬用のベッドにブランケットや毛布を追加する
- 散歩前に軽いマッサージで関節を温める
- 関節サポートのサプリメントを獣医師に相談する
- 滑りやすいフローリングにはマットを敷く
2. 呼吸器疾患(ケンネルコフ・気管支炎)
冬に増える理由
乾燥した空気は気道の粘膜を傷つけ、ウイルスや細菌の侵入を許しやすくなります。また、室内外の温度差が大きいと、呼吸器に負担がかかります。咳が続いたり、呼吸が荒くなったりしたら注意が必要です。
今すぐできる対策
- 加湿器で室内の湿度を50〜60%に保つ
- 散歩時には首元を温める(犬用スヌードやネックウォーマー)
- 他の犬との接触を控える(特にドッグランなど)
- タバコの煙や芳香剤など刺激物を避ける
- 散歩後は足だけでなく体も軽く拭いて温める
3. 泌尿器系トラブル(膀胱炎・尿路結石)
なぜ冬場に起こりやすい?
寒いと水を飲む量が減り、おしっこを我慢する時間も長くなります。これが膀胱炎や尿路結石のリスクを高めるんです。頻繁にトイレに行くのに少量しか出ない、排尿時に痛がる様子があれば要注意です。

今すぐできる対策
- 常に新鮮な水を用意する(ぬるま湯もおすすめ)
- 水飲み場を複数設置する
- ウェットフードで水分補給を補う
- 寒くてもトイレに行きやすい環境を整える
- 散歩中も排尿の機会を十分に与える
4. 皮膚トラブル(乾燥肌・フケ)
冬の皮膚トラブルの原因
暖房による乾燥で、犬の皮膚もカサカサになります。特にシャンプー後の乾燥や、静電気による刺激で痒みが増すことも。フケが増えたり、体をよく掻くようになったら皮膚の乾燥を疑いましょう。
今すぐできる対策
- シャンプーの回数を減らす(月1〜2回程度)
- 保湿効果のあるシャンプーを選ぶ
- ブラッシングで血行促進と皮脂の分散を促す
- 室内の加湿をしっかり行う
- オメガ3脂肪酸を含むフードやサプリを検討する

5. 低体温症・凍傷
意外と見落としがちな危険
小型犬や短毛種、高齢犬は体温調節が苦手です。長時間の外出や雪の日の散歩で、低体温症になるリスクがあります。震えが止まらない、元気がない、耳や足先が冷たくなっているなどの症状に気づいたら、すぐに体を温めてください。
今すぐできる対策
- 散歩時は犬用の服を着せる
- 雨や雪の日は散歩時間を短縮する
- 散歩後はしっかりタオルで拭いて乾かす
- 夜間の散歩は特に防寒対策を徹底する
- 室内でも寝床を暖かく保つ(湯たんぽやペット用ヒーター)
全ての病気に共通する予防のポイント
定期的な健康チェック 毎日のスキンシップの中で、体を触って異常がないか確認しましょう。食欲、排泄、行動の変化など、些細な違いにも気づけるようにしておくことが大切です。
適度な運動 寒いからといって運動不足になると、免疫力が低下します。短時間でも毎日の散歩を心がけましょう。
栄養バランスの取れた食事 冬は代謝が上がるため、少しカロリーを増やすことも検討してください。ただし、運動量とのバランスを考えて肥満には注意が必要です。
ストレスケア 寒くて散歩が減ると、犬もストレスを感じます。室内遊びを充実させて、精神的な健康も保ちましょう。

まとめ
冬は愛犬の健康管理に特に気を配りたい季節です。関節炎、呼吸器疾患、泌尿器トラブル、皮膚トラブル、低体温症など、冬特有の病気を知っておくことで、早期発見・早期対応が可能になります。
「いつもと違うな」と感じたら、様子見せずに動物病院に相談することをおすすめします。毎日の小さなケアの積み重ねが、愛犬の健康な冬を支えてくれますよ。
温かい部屋で、愛犬との快適な冬をお過ごしください。

