飼い主必見!犬へのNG対応を避けるためのポイント【5選】

犬との良好な関係を築くためには、飼い主が適切な対応を心掛けることが重要です。しかし時には無意識のうちにNGな行動をしてしまう事があります。
今回は、犬にやってはいけないNG対応に焦点を当て、避けるべき行動について考えていきましょう。

目次

1.怒りっぽい態度

犬は敏感な生き物であり、怒りっぽい態度は犬にストレスを与える原因となります。怒鳴ったり叱ったりする代わりに、冷静で一貫した態度を保つことが大切です。

また『〇〇ちゃん!ダメ!』など愛犬の名前を呼びながら叱るのはNG行為。愛犬の名前を呼びながら叱ってしまうと、愛犬の名前=嫌な事と誤認識してしまいます。
愛犬の名前は怒る時ではなく褒める時などポジティブな時に使うと呼び戻しのトレーニングにも使えます。

2.強制的な抱っこ

犬にとっては抱かれることが好きな場合もありますが、無理に抱き上げることは犬にとって不快な経験になることがあります。
犬の気持ちを尊重し抱っこが苦手な場合は無理に抱かないよう心がけましょう。

また、犬が抱っこを嫌がる原因として『抱っこの方法が正しくない』事があります。
犬が嫌がっているのに無理やり抱っこをしてしまうと『抱っこは嫌な事』と認識してしまうで、嫌がるようであれば正しく抱っこができているか今一度見直してみましょう。

3.無理なしつけや過度なおしゃれ

犬のしつけは必要ですが、無理に早いペースで行うと犬がストレスに感じる事があります。
犬によってそれぞれ学習能力も違う為、その子のペースでゆっくりとしたステップで行い犬がストレスを感じないよう心がけましょう。

また、犬に度がすぎたおしゃれをさせてしまう事もストレスに感じさせてしまうNG行動です。
犬服は人間同様に体温調整にとても役立ちます。夏場は直射日光を避けられるので日焼け予防にも効果的ですし、通気性が良い素材や放熱性に優れている素材の服を着せると、体感温度がずいぶん変わります。冬場は保温性の高い素材を選べば、寒さに弱い室内犬でも快適に散歩ができ、雨の日は防水性の高い素材の服を着せると、体を冷やしたり不快感を与えたりせずに済みます。

犬にとって服を着せることはメリットもありますが、見た目重視の服を無理やり着せたり、じゃらじゃらと必要のないアクセサリーを装着させたりすることは愛犬を苦しませてしまう行為に繋がる為注意が必要です。

4.不適切な食事の与え方

犬には適切な食事が必要ですが、不適切な食事や食べ物を与えることは犬の健康に悪影響を与える可能性があります。人間の食べ物の中にとって有害な物も多いため、犬の為に設計されたフードを適切な量で与えるようにしましょう。

また食べ物だけでなく、身近にある園芸植物や観葉植物、野草など屋内や敷地内で犬が興味本位で口に入れてしまう可能性があるものはたくさんあります。
中毒物質を持っている植物も多いのでお散歩中も注意が必要です。

5.無理な近づき方

犬には個体差があり、警戒心を持つ犬もいます。無理に犬に近づくことは攻撃的に受け取られることがあり、犬が恐怖を感じてしまい逃げたり、吠えたり、威嚇したり、噛みついたりする事があります。警戒心の強い犬の前では、大声を出したり急な動作をすると驚いてしまい緊張で固まってしまいます。ゆっくりと近づき、犬と同じ目線になって優しく声をかけてあげましょう。
また知らない犬に接触する際は、飼い主の許可を得たり、犬が安心できる距離を保ったりすることが重要です。

まとめ

犬とのコミュニケーションはお互いを尊重し理解することが鍵です。NGな対応は避け、犬の気持ちを尊重する事でより良い関係を築く事ができます。
飼い主としての責任を理解し、犬の行動や感情に敏感に対応することで共に幸せな生活を送ることが出来るでしょう。

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